Filter #
キャプチャした映像の前処理をどうするかを設定することができます。以下の監視方式を使用している場合に効果を発揮します。
- テンプレートマッチング
- AKAZE
グレースケール化 #
映像をグレースケール化します。グレースケール化することで処理速度の向上、負荷の軽減が期待できます。
RGBの値を直接使用する監視方式を採用している場合は、正確に監視できなくなるため使用しないでください。
エッジ検出/2値化 #
映像をエッジ化/2値化します。
エッジ検出、2値化については基本的に使用する必要はありませんが、特定のゲームでの誤検知率低減につながるかもしれません。
Thr.1 / Thr.2 #
ヒステリシスしきい値の最小値、最大値。Canny内の前処理で得られたエッジが本当のエッジかどうかを判別する際に使われるパラメータです。値を大きくするほどエッジ判定が厳しくなり、細かいエッジが少なくなります。
L2 #
画像勾配の強度を求める際にL1 Norm、L2 Normのどちらを使用するかを指定します。L1は高速、L2は高精度になります。
Blocksize #
適用的しきい値処理を行う際、しきい値計算に使用する近傍領域のサイズ。1より大きい奇数を指定してください。
Parameter #
計算されたしきい値から引く定数。