表の設定項目[Split/Reset]

表の設定項目について #

 

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コメント欄です。区間名など自由に入力してください。

Seg. (Segment) #

各区間で同時に何枚テンプレート画像を監視するかを指定します。

#

[0,1,2,3,4,5,6,7,…]
→各区間で監視対象は1枚となります(デフォルト)。

[0,1,2,2,2,3,4,5,…]
→区間2において、監視対象が3枚(2.png、3.png、4.png)になります。

同時に監視できる枚数の最大は300です。
しかし、監視方式がL2 Norm以外の場合、10枚程度が限界になります。)


And #

(複数のテンプレート画像を同時に監視する場合)and条件とor条件を指定できます。

  • 0→or条件(どれか1枚でも閾値を超えれば判定が発生)
  • 1→and条件(すべての画像が閾値を超えれば判定が発生)

or条件とand条件を併用する場合は、以下の点に注意してください。

  • 表の上から順番にマッチング処理を行っています。
     and条件→or条件の順番になるように設定してください。

  • 暗転待機などの追加監視は条件を満たしたタイミングのテンプレートに対して行います。
     and条件のみの場合→1番最後のテンプレート
     or条件のみの場合→1番最初のテンプレート
     and条件とor条件を併用している場合→or条件の最初のテンプレート

方式 #

画像比較の方式を指定します。

  1. テンプレートマッチング
  2. RGB差分(映像とテンプレートに対して、ピクセル毎に色差を判定し、色差が少ないピクセルがいくつあるかをチェックする)
  3. RGB差分(映像とテンプレートに対して、各ピクセルの色差を合計したものを対象とする)
  4. RGB 特定色の割合(指定した色が監視範囲内にどれだけの割合存在するかをチェックする)
  5. RGB 特定色のピクセル数(指定した色が監視範囲内にどれだけのピクセル数存在するかをチェックする)
  6. ヒストグラム
  7. dHash
  8. L2 Norm
  9. AKAZE
  10. ORB
  11. POC
  12. Hash (Average)
  13. Hash (BlockMean)
  14. Hash (ColorMoment)
  15. Hash (MarrHildreth)
  16. Hash (Perceptual)
  17. Hash (RadialVariance)

Key #

送信するキーの指定。
-1→送信しない
0→Split
1→Pause
2→Resume
3→Undo
4→Skip

AdjTable #

画像マッチング後、RunLeashの監視区間を変更します。
先に進めたい場合は進めたい数を、戻したい場合は-をつけて指定してください。

※仕様上、最後の区間では設定は反映されません。タイマーストップなどで最後の区間で使用したい場合は、ダミー区間(閾値を100より大きく設定、マッチングしないように設定する)を最後の区間の次に追加してください。


AdjTimer #

画像マッチング後、LiveSplitの監視区間を変更します。
LiveSplitと連携していることが前提条件となります。
先に進めたい場合は進めたい数を、戻したい場合は-をつけて指定してください。

※仕様上、最後の区間では設定は反映されません。タイマーストップなどで最後の区間で使用したい場合は、ダミー区間(閾値を100より大きく設定、マッチングしないように設定する)を最後の区間の次に追加してください。


M(mask) #

マスク画像を使用するかどうかの指定。
(プロファイル読み込み時、監視開始時に自動判定されます)

マスク画像の作成についてはこちらを参照してください。

A(Use Audio) #

音声デバイスを使用した監視かどうかの指定。

  1. Video
  2. Audio

閾値[0-100(%), 0.01単位] #

画像マッチングの閾値を指定。大きいほど判定が厳しくなります。
画像の一致率がこの値以上になると一致したと判定されます。

閾値が0~100%の枠に収まらない監視方式があります(Template matching(マスク有)、RGB 特定色のピクセル数、AKAZE、ORB)。これらを使用する場合は実際の類似度算出結果を参考に値を設定してください。


PN(Positive/Negative) #

通常の監視において、閾値の取り扱い方を変更できます。

  • p→ポジティブマッチング(閾値を上回るかどうか)
  • n→ネガティブマッチング(閾値を下回るかどうか)
p、nは小文字で入力してください。


待機時間[0-(s), 0.1単位] #

画像マッチング後、次の監視を始めるまでの待機時間。

次の画像認識に支障が出ない程度に長めに設定すると、誤認識のリスクが低減されます。


T(Timing) #

キー送信のタイミングを指定。

  1. 直ぐに送信
  2. [遅延時間]待機後に送信
  3. PX(S)/PY(S)/SX(S)/SY(S)で指定した範囲がシーンチェンジ+[遅延時間]待機後に送信
  4. マッチング後、マッチング時に使用されていた監視方式で類似度が閾値より小さくなる+[遅延時間]待機後に送信(ネガティブマッチング)

遅延時間[0-(ms), 1単位] #

画像がマッチングしてからキーを送信するまでの時間。
T=1,2,3の場合に使用されます。

閾値N(閾値 - Negative) #

T=3(ネガティブマッチング)を指定したときに使用されます。
マッチング後、類似度がここで指定された値を下回ると判定が発生します。

色許容[0-128] #

RGB比較における色のズレの許容範囲を指定できます。値を小さくするほど判定が厳しくなります。

Seek[0-(s), 0.01単位] #

画像マッチング後の動画のシーク先を指定。
-1で無効になります。

Rval, Gval, Bval (value) #

監視の方式に4,5を指定している場合に使用されます。
ここで指定したRGBが、PX/PY/SX/SYで指定された範囲内に閾値以上の割合を占めるかどうか、で判定を行います。

AKAZE #

監視の方式に9(AKAZE)を指定している場合に使用されます。
映像とテンプレート画像の特徴点を抽出し、特徴点同士の距離を算出します。その距離がここで指定した値以下であれば、同じ特徴点であると判定します。

同じ特徴点であると判断された数が閾値を上回るかどうかで判定を行っています。

PX, PY, SX, SY #

監視方式に1、9、10以外を指定している場合、ここで指定された範囲を監視します。
テンプレート画像の取得時に自動で入力されます。

このように範囲が指定されます。



PX(S), PY(S), SX(S), SY(S) #

シーンチェンジに関するパラメーター。
画像がマッチング、かつTimingを2にしている時、ここで指定した範囲でシーンチェンジが発生したかを監視します。デフォルトでは監視範囲中央40x40の範囲を監視するようになっています。

シーンチェンジに関する詳細な設定は設定-General で行います。

範囲の指定のされ方はPX, PY, SX, SYと同様です。

LTX, LTY, RBX, RBY #

限定探索に関するパラメーター。監視方式に1、9、10を指定している場合に使用されます。
画像がマッチングした時、ここで指定した範囲内にテンプレート画像が存在すれば判定が発生します。

このように範囲が指定されます。