RunLeashでOBS Studioの画面を取り込む #
OBS Studioの画面をRunLeashに取り込む方法は4通りあります。
仮想カメラプラグイン(obs-virtual-cam)を使用する
最初から入っている仮想カメラ機能を使用する #
手順 #
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RunLeashに取り込みたい映像をOBS Studioに追加する。
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OBS Studioのコントロール内にある
仮想カメラ開始
を押す。
単一ソースを出力する #
デフォルト設定ではOBS Studioはプレビュー映像を出力します。
設定を調整することで、単一のソース出力が可能になります。
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仮想カメラ開始
ボタンの右にある⚙ボタンを押す。 -
以下のように項目を変更する。
出力の種類:ソース
出力の選択:(出力したいソース)
仮想カメラプラグイン(obs-virtual-cam)を使用してキャプチャする #
OBS Studioのバージョンアップにより利用できなくなる可能性があります(プラグイン全般)。
必要なもの #
- obs-virtual-cam(プラグイン)
OBS Studioのバージョンが
手順 #
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obs-virtual-camをインストールする
上記URLからプラグインをダウンロードし、画面の指示にしたがってインストールする(obs-virtualcam-x.x.x-Windows-installer.exeを使用すると楽) -
取り込みたいソースのフィルタ設定画面を開き、エフェクトフィルタに「VirtualCam」を追加する。
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「Start」を押すと映像の送出が始まる。
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RunLeashの設定ーVirtualタブを開き、デバイスに「OBS-Camera」を指定する。
SpoutCamを使用してキャプチャする(64bitのみ) #
OBS Studioのバージョンアップにより利用できなくなる可能性があります(プラグイン全般)。
必要なもの #
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Spout2 Plugin for OBS Studio (64bit)
https://github.com/Off-World-Live/obs-spout2-plugin -
SpoutCam(Spoutの映像を仮想カメラに流す)
https://github.com/leadedge/SpoutCam
手順 #
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Spout2 Plugin for OBS Studioをダウンロード、指示にしたがってインストール(OBS_Spout2_Plugin_Install_vxx.exe)
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SpoutCamをダウンロードし、適当な場所に展開
(この後SpoutCamの登録処理があります。登録後は、登録を解除するまでファイルを動かしてはならないため注意してください。) -
SpoutCamSettings.exe
を開き、以下の通り設定した後Register
を押す。
- Frame Rate:OBSの設定に合わせる
- Starting Resolution:Active sender(送出映像の解像度)
(640x360など決められた解像度を指定すると安定するかも)- Starting Sender:
runleash
など、判別しやすい名前
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OBSを開き、キャプチャしたい映像のフィルタ画面を開き、
エフェクトフィルタ
→Spout Filter
を追加。
Filter Nameを3. のStarting Senderに入力した名前を入力。 -
RunLeashの設定で、Virtualカラムにある映像デバイスで
SpoutCam
を指定。
フレームレート、解像度は送出映像の解像度に合わせる(多少小さくても受信できる模様(1280x720→960x540等))。
設定終了後、一度OBS Studio、RunLeashを終了してSpoutをリセットしてください。
設定終了後はOBS Studio、RunLeashを起動すれば準備完了状態となります。
- OBSのフィルタ-スケーリング/アスペクト比は使用できません(解像度情報はフィルタ前のものが使用されるが、送出される映像はフィルタ後のものとなり、RunLeash側では拡大/縮小された状態で表示される)。
- 👁マークの切り替えによるフィルタのONOFF切り替えは適用されません(使用しない場合はフィルタを削除する必要があります)。
RunLeashのスクリーンキャプチャを使用する #
OBS Studioのウィンドウプロジェクターを画面キャプチャします。
手順(基本) #
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OBS Studioを開き、キャプチャしたいソースを右クリック(プレビュー画面上もしくはソースリストから)し、「ウィンドウプロジェクター(ソース)」を選択する。
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メイン設定画面 - Generalタブを開き、Capture methodを
Screen
に変更する。
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Screen Captureタブを開き、設定を以下のように変更する。
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Type
Window
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ターゲット(ドロップダウンリスト)
ウィンドウプロジェクター (ソース) - xxxx
(選択後、「クロップ設定を初期化する」を押す) -
出力解像度
任意
-
-
クロップの設定
クロップ欄の「設定」を押し、ゲーム画面のみが表示されるように調整する。
以上。
手順(発展) #
手順(基本)でも動作をさせることができますが、ウィンドウプロジェクターの画面サイズは開くたびに初期化され、初期サイズのまま利用することになります。
初期サイズは480x270 (x PCのスケール率) で、解像度の低いゲームであれば問題ありませんが、HD画質以上のゲームでは不足となる可能性があります。
手順(発展)では、プロジェクターを希望するサイズに変更し、またプロジェクターを開いた時に自動/1クリックで任意のサイズに変更する設定を追加で行います。
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ウィンドウプロジェクターを表示する。
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設定 - Window Position Restoreタブを開く。
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上部のドロップダウンロストで「ウィンドウプロジェクター (ソース) - xxxx」を指定し、「登録」を押す。
→下の表に位置情報が追加されるので、追加された行を選択状態にする(表の一番左の列をクリックすると行選択状態になる。一部のセルでも可)。 -
「OBS プロジェクターのサイズを概算」を押し、設定画面を開く。
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使用中のOBSの種類を選択、希望する描画サイズを指定し、「表の選択行↑とAuto Apply↓に反映」を押す。その後、概算の設定を閉じる。
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(Auto Apply項目)ウィンドウタイトルに以下を入力(丸括弧は半角)
ウィンドウプロジェクター \(ソース\)
ウィンドウを自動で動かしたい場合はチェックを入れる。 -
手順(基本)の3.~を行う。
この設定を行うとき、ウィンドウプロジェクターのサイズを手動で変更しないでください。
反映ボタンを2回以上押すとサイズがずれます。押してしまった場合、位置情報の登録からやり直してください。
「概算」の名の通り、厳密なサイズ計算は行っておらず、実際には1~2px程度誤差が出ることがあります。気になる場合は手動で微調整を行ってください。