Screen Capture #
キャプチャ方式をScreenにした場合、この項目を設定する必要があります。
キャプチャ設定 #
Type #
- BitBlt
- Windows Graphics Capture
- デスクトップキャプチャ(スクリーンを直接キャプチャ)
から選択できます。
タイプを選択し、下のリストからキャプチャしたいウィンドウを選択し、「クロップ設定を初期化する」を押すことで指定したウィンドウをキャプチャできます。
タイプ:BitBlt #
いわゆるウィンドウキャプチャです。
ハードウェアアクセラレーションが有効なウィンドウをキャプチャする場合は、下にある「Capture HA」(Hardware Acceleration)にチェックを入れてください。
タイプ:WGC #
Windows Graphics Captureを使用してキャプチャします。
タイプ:Desktop #
デスクトップキャプチャです。BitBlt/Windows Graphics Captureが使用できない場合に使用してください。
※「追従する」にチェックを入れることで、選択したウィンドウの移動を感知し、追従します。クロッピングの調整を行う前に指定してください。
RunLeash上で実際に監視などの処理をするときの解像度は「出力解像度」で指定できます。スクリーンキャプチャを行い、クロッピングを行ったあとの映像が、ここで指定した解像度にリサイズされます。
- BitBlt/WGCの場合、ウィンドウの左上の座標が(0, 0)になります。
- デスクトップキャプチャの場合、デスクトップの左上の座標が(0, 0)になります。
「クロップ設定を初期化する」を押すタイミング
2回目の使用以降、もしウィンドウの再選択が必要となった時(ウィンドウタイトルがアップデートで変更された等)、「クロップ設定を初期化する」を押さずにいることで、以前と同じ範囲をキャプチャできます。
キャプチャするウィンドウのサイズ、出力解像度が小さいほどPCへの負荷が少なくなります。たとえばキャプチャソフトを選択する場合、キャプチャソフトのウィンドウサイズをあらかじめ小さくしておくと良いでしょう。
各キャプチャ方式の特徴 #
Type | BitBlt | WGC | Desktop |
---|---|---|---|
キャプチャできるウィンドウ | 限られる | ほぼすべて | すべて |
対象ウィンドウが他のウィンドウで隠れた場合 | キャプチャできる | キャプチャできる | キャプチャできない |
フレームレート | 最大約63fps | モニターのリフレッシュレートと同値 | 最大約30fps |
フレーム落ち | 必ず発生する | 発生しにくい(スペックに依存?) | 必ず発生する |
負荷 | 小さい | 大きい | 大きい |
クロッピング #
キャプチャした映像に黒帯など消したい部分がある場合、「設定、プレビュー」からクロップ範囲の指定をすることで、該当部分を消去できます。
- クロッピング枠内にある「16:xxx」はクロップ後のアスペクト比です。ゲームのアスペクト比と合うようにクロップを行うと良いかもしれません。
- キャプチャサイズが大きい場合、画面キャプチャの処理時間が大きくなり、フレームレートが低下します(60fpsの維持は最大でも1280x720程度)
- デスクトップキャプチャを使用する場合はさらにフレームレートが低下します(最大30~34fps)。
高精度に監視を行いたい場合はVirtual Captureを使用してください。