Virtual Capture #
キャプチャ方式をVirtualにした場合、この項目を設定する必要があります。
Virtual Captureは仮想カメラを介して映像をキャプチャします。
Virtual Captureを使用する利点(OBS Studioの場合)
- OBSのプレビュー上でサイズ等を変更しても、仮想カメラを通じて流れる映像は変わらず、画像認識に影響を与えません(OBS Studioで設定したフィルター処理は影響します)。スクリーンキャプチャの場合、対象ウィンドウのサイズを変更すると稼働しなくなります。
- 高解像度(大きいサイズ)の映像を容易にRunLeashに取り込むことができます。
OBS Studioを仮想カメラとして使用する方法はこちらを参照してください。
①仮想デバイスの設定(使用する仮想デバイス、入力解像度、フレームレート)
②実際に監視などの処理をするときの解像度(出力解像度)
をそれぞれ指定してください。出力解像度に[Cropped]を指定すると、クロップ後の映像をそのまま使用します。
動作確認済みのデバイス
- SCFH DSF
- SCFF DSF
- XSplit Broadcaster
- NDC(XP)
- アマレコTV V3.1、V4
- OBS Studio
- 入力解像度、出力解像度が小さいほどPC負荷が少なくなります。
- 入力(クロップ後)と出力の解像度を合わせるとパフォーマンスが良くなるので、可能ならそのように設定してください。
※入力解像度、出力解像度はsavedata/Base.iniファイル内の該当箇所を編集することで追加できます。
他デバイスへの接続後、SCFF DSFに接続するとフリーズする現象を確認しています。他デバイスに接続後、SCFF DSFを使用したい場合はRunLeashの再起動を行ってください。
クロップ #
キャプチャした映像に消したい部分(黒帯など)がある場合、[クロップ]にチェックを入れて[設定]からクロップ範囲を指定することで除去できます。
プレビュー画面からクロップ領域を指定できます。
画面キャプチャ/クロップ後にゲーム画面のみが映っている状態が望ましいです。
- ソフトウェアのアップデートなどでゲーム画面の表示位置やサイズが変わっても、クロップの調整で対応できます。
- 他の人にプロファイルデータを送る際、同じ状態を作り出しやすくなります。
※クロップ領域が仮想カメラの範囲外を参照しようとすると「Bad cropping!」と表示されます。クロップ領域が範囲内となるようにしてください。