設定の調整(マッチング判定が発生しない場合) #
ここまでに行った設定のみでは正常にラップを取れない可能性があります。以下に想定されるトラブルと対処法を列挙します。
監視fpsによるトラブル #
数フレームしか表示されない場面をテンプレート画像にしている場合、監視fpsが小さいと認識漏れが発生する可能性があります。
→監視fpsを大きくするか、わずかしか表示されない対象をテンプレートに指定しないことをおすすめします。
閾値設定によるトラブル #
閾値は通常90%辺りを指定すれば問題ないですが、場合によっては値の修正が必要になります(たとえば対象がわずかでも移動・変形・拡縮する、また類似対象が存在する)。 基本的に特異的、かつ動かないものをテンプレート画像にしていただきたいですが、その場面が存在しない場合、閾値を小さくすることで捉えることができるかもしれません。また、監視方式の変更を検討してください。
設定の調整(ラップを取るタイミングを調整したい場合) #
RunLeashでは、以下の方法で信号を送るタイミングを調整できます。
- 指定時間待機してから信号を送る
- 指定範囲が暗転+指定時間待機してから信号を送る
- 画像がマッチングしたら、マッチングしなくなるまで待機(ネガティブマッチング)+指定時間待機してから信号を送る
これらを利用することで、ラップを取るタイミングをある程度調整できます。
詳細についてはこちらを参照してください。